微量要素と有用元素ーコラムー

先週くらいまで、窓を開けると、金木犀の香りがふっと漂ってきて、
「ああ、秋だなあ」
と実感していました。

そして、秋と言えば食欲の秋(そっちかい/笑)
知り合いの農家さんに頂いた新米と栗がめちゃくちゃ美味しかったです。
栗御飯、大好き。
日本人に生まれてよかった。

みんな大好き美味しい御飯。
もちろん、御飯が必要なのは人間だけではありません。
今日は、植物の御飯についてのお話をしましょう。

 

植物の御飯――栄養素

植物を栽培するときは、肥料として与えます。

植物の生育に必要な栄養素は必須元素と呼ばれ、多量要素微量要素に分かれています。

有名な三要素である窒素、リン(リン酸)、カリウムは、多量要素ですね。
この3つを含めて、多量要素は全部で9つあります。
微量要素は8つです。

他にも、必須元素ではないのですが、特定の植物に影響を与える元素として、有用元素というものも定義されています。
稲や小麦の生育に重要なケイ素(ケイ酸として存在)は有用元素です。
有用元素のナトリウムはテンサイの生育に影響を及ぼします。

 

多量要素: 酸素、水素、炭素、窒素、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、硫黄

微量要素: 塩素、鉄、銅、亜鉛、マンガン、ニッケル、ホウ素、モリブデン

有用元素: ケイ素、ナトリウム

書き出すとこんなにあります。

 

 

さて、多量要素と微量要素なんていうと、名前からして多量要素の方が重要なんじゃないかなあと思ってしまいそうですが、微量要素は微量要素で重要な働きがあります。
微量要素は、植物の吸収量としては微量なんですが、不足すると植物の生育に障害が出てしまうのです。
微量でも『必須元素』なわけですから。

ここで、戦後、日本の農業は、三要素の窒素、リン酸、カリウムの化学肥料を投入するのが主流でした。
化学的に精製された肥料は、なんといっても安定性が抜群で、収量の見込みが計算しやすく、それはそれで素晴らしいことです。

しかしながら、問題がありました。
それは微量要素不足。

実は、微量要素は堆肥に多く含まれています。
昔ながらの農法では、堆肥によって自然に追加されていた微量要素が、化学肥料使用で、堆肥の施肥をされていない農地が増えたため、微量要素欠乏状態の土壌がどんどん増えてしまっているのです。

 

堆肥アップ

 

微量要素の欠乏や、特定要素の過剰。
どちらも植物にとって好ましくありません。
植物だけなく、微生物にも悪影響を及ぼし、延いては地球環境にとっても良くない状況なのです。

ですが、最近は、農家さんの中で、ご自分の農地を調べ、微量要素や土壌環境に注目し、改善していく方々が増えているそうです。
有難いお話です。

 

鈴木農場さん畑4

 

そんな農家さんに、土壌改良剤として、タナクラクレイはご愛顧いただいております。

59種類ものミネラルが含まれているタナクラクレイ。
その中で、含有量が多く、上記の要素と共通しているものとして、

ケイ素(ケイ酸)、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、マンガン、リン(リン酸)、硫黄、亜鉛、ホウ素、銅、ニッケル、モリブデン

などが挙げられます。

鉱物系はほとんど網羅していると言えるのではないでしょうか?

※上記はタナクラクレイの岩石中に結晶、あるいは固体として検出されたものであり、酸素、水素、窒素については、単体では気体であるため、分析方法が異なります。
それらは土壌においては水(H2O)や水中に気体として、窒素アンモニアアミノ酸などの形で存在しており、酸素ケイ酸(SiO2、酸化カルシウム(CaO)、酸化マグネシウム(MgO)、三酸化二鉄(Fe2O3など結晶の形でタナクラクレイ中に存在しています。
また、炭素、酸素、水素、窒素などは、多くは有機態の形で存在しており、タナクラクレイは腐植質との混合体であり、微生物群菌叢を保持しているため、この中には当然沢山含まれていることになります。

 

 

人間にとってのマルチビタミンのサプリみたいに、これ1本で有用なタナクラクレイ。
しかも、100%天然です。
これ以上に安全な資材はないでしょう。

タナクラクレイは太古の海底に沈殿した動植物の死骸からできたものなので、植物の体に必要な物質が沢山含まれているのも、当然といえば当然かもしれませんね。

皆さま、これを期に、タナクラクレイをご利用なさってみてください。

そして、農家の皆さま、いつも美味しいお野菜やお米や果物をありがとうございます!

web担当:M

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